αβΩ!研磨先生⑨







『オメガバース』とは一体どういうものなのか?

暇つぶしのネタとして始めた考察だったのだが、
思いの他しっかりした研究に発展し、世界観の大枠を多角的に把握できた。
あとはもう、自分達の『好み』に合わせて、どんな世界にしたいのか…
自由に『創作』していくだけである。

最後ぐらい、キッチリとシメときなよ?という、幼馴染の視線に促され、
黒尾は今回の『オメガバース研究』の総括に入った。


「俺達が創る『オメガバース』の世界が、どんなものか…
   それを考える前に、一つ確認しておきたいことがあるんだ。」

そう言うと、黒尾は目を瞑り…荘厳な声で語り始めた。


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遥か遥か昔、世界は滅亡の危機に瀕しました。
多くの動植物が死に絶え、世界は闇と混沌に包まれてしまいました。

そんな絶望的な世界を何とか生き延びた、ごく僅かな人類…
その中には、凄まじい力を持つ者達がいました。
彼らは、天が裂け、地が割れる世界を少しずつ修復しながら、
我々の世界と人類の発展のために、人々を導き、尽力し続けました。

人々は彼らの力を崇め奉り、彼らと自分達を繋ぐ役割を果たす者達も、
同じように大切にしてきました。
だが時が経つにつれ、『人ならざる力』を持つ者と、彼らに捧げられる者を、
人々は恐れ、忌むようになりました。

『自分達とは違う』…畏敬の念は、徐々に嫌忌に変わり、
まさに蛇蝎(だかつ)のごとく、遠ざけるようになったのです。

特別な力は、確かに有り難く、我々『人間』にとっては必要不可欠。
でもその『人間離れ』した力は、平穏な時代には、危険で不要。
彼らは、我々『人間』では…ない。

いつしか、世界を創った『力を持つ者達』と、彼らの『血を伝える者達』は、
彼らに取って変わろうとする、一部の強欲な人間達によって迫害され、
彼らが人類に尽くしてきた事実は、人々から忘れ去られてゆきました。


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「これは…『オメガバース創世記』?」

人類絶滅の危機を救い、世界を創り上げたα。
圧倒的な力量差があったα達を、大多数となった普通の人間…βが迫害する。
特に、αと交わり子孫を残すΩに対しては、羨望と嫉妬混じりの嫌悪を抱く。
それが、現在のαやΩに対する蔑視に繋がってる…凄いリアルな設定じゃん。

「よくある神話…伝奇SFみたい。」

オメガバース世界構築の出だしに、『創世記』を語った黒尾。
研磨は「意外だけど、悪くない。」と、高評価を与えたが…
月島・山口・赤葦の3人は、愕然と固まっていた。


「研磨先生…それは、αΩじゃない…」
「これは、現実にあったこと…」
「『我々』人類の、歴史です…」

人智を超える力で、世界を創った…α。
彼らと人の間を繋ぎ、子を成した…Ω。

αを『神』に、Ωを『巫女』に。
名称を変えるだけで、世界中に残る、『元々いた神』による『創世記』に…
『酒屋談義』で何度も語り合ってきた話になってしまうのだ。

ホモ・サピエンス絶滅危機後、ホモ・オメガバースの世界になる。
彼ら…特に抜きん出た能力を持つαを中心にした『世界創世』の後には、
我々人類が辿り、神話として残してきたのと同じような歴史が、
繰り返される可能性が…非常に高いのではないだろうか。

「オメガバースの世界が、俺達の世界と『ほとんど変わらない』のは、
   ここからも…何となくわかるよな。」


黒尾達の痛切な顔に、研磨は驚きを隠せなかった。
言うべき言葉を見つけられない内に、黒尾は明るい声に切り替えた。

「まあ、それはそれ…ということで。」

今日は歴史考察じゃねぇ。俺達が自由に『オメガバース』を創造する日だ。
だから、「こんな世界がいいな~」っていう希望を、自由に出してみてくれ。

黒尾の言葉に、全員が雰囲気をパッと切り替え、明るい声で返した。


「できるだけαβΩ間の差がないように。
   三者のダイナミクス…強弱関係は、出生率のみぐらいにして欲しいですね。」
「特にΩには…『子を産む』以外の、もっと別の『存在意義』が欲しいです!」
「『発情期』は辛いだけじゃなく…楽しいものであることを、切に願います。」
「αβΩカンケーなく、誰もが自由であるように。」

要望を出した4人の頭を、黒尾は笑顔で順にわしゃわしゃと掻き回し、
すぐにその表情を少し引き締め、粛々と話し始めた。

「オメガバースの世界は、現在よりもずっと多様な社会…
   色んな自由を認めるしかない、って状況だったよな?」

でも、忘れちゃいけねぇのは、自分が自由にする『権利』には、必ずその裏…
他人の自由を認める『義務』が、ピッタリ付いてくるってことだ。

そして、一番大きな義務は、自分が自由にしたことの責任は、
全て自分で負わなければならないこと。
また、多過ぎる選択肢は、逆に不自由でしかないこと。

「つまり、たくさんの自由がある社会は、それに見合う分だけ、
   たくさんのルールが存在する社会でもあるんだ。」

多様であるからこそ、カオスにならないよう、自由を認め合うルールが必要…
ルールとは、自分を守るためにあるのだから。


「じゃあ、オメガバースの世界には、どんなルールが必要か…?」

ルールを決める際に最も重要なことは、
「なぜこのルールが必要なのか?」という、『目的』をはっきりすることだ。
(法律の『第1条』は、大抵『目的』というタイトルになっている。)

「αβΩにできるだけ差がなくなるような社会にしたい…
   これが、俺達の目指す、究極の『目的』だよな。」

三者を全く同等に扱うのは、公平かもしれないが、
スタートが違う以上、ゴールは公正とは言えない…差が激しくなるだけだ。
だから、結果的に三者の差が小さくなるような、ルールを決める必要がある。

「人類を絶滅させないためにも、稀少なαと絶滅危惧種のΩは、
   様々な法的保護を与えなきゃいけねぇんだ。」


こうした前提に立つと、現在のルールから大きく変更すべきことは…?

「『性別』という視点を設けている規定は、ガラリと変わりますね。」
「婚姻は『両性の合意』により成立から、『双方の合意』に…」
「どんな性別の人とも、法律的な婚姻が可能になるね!」

当然ながら、婚姻届の『夫・妻』という表記はなくなるだろう。
勿論、婚姻届を出さない事実婚(内縁)も、今まで通り可能だ。

「婚姻関係とは別枠で、『つがい』による結合も認めなきゃ。」

既に婚姻していたα又はΩが、その後第三者と『つがい契約』を結んだ場合、
その関係は『重婚』にはあたらない。
同時に、αはつがいのΩを扶養する義務を負う。

「『Ω扶養控除』も、しっかり設けるべきでしょうね。」
「相続で言えば、嫡出子と非嫡出子…法律婚の子と、それ以外の子を、
   別個に扱う規定も、当然排除すべきだよね。」

その他の法分野では、

・刑法→強姦罪は性別問わず適用(現在は男性への強姦は成立しない)
   場合によっては、Ωに対する性犯罪は厳罰化。
・労働法→発情期による就業不能日は、公休扱いとする。
   βや不妊治療にも、それに準ずる休暇を設定(子作り休など)
・産休育休の取得義務化(双方が同等の育児義務を負う)
・都市計画を厳密化→人口が少なく財源も限られてくるため、
   ある程度は都市に集住する(公共サービスの集約化)
・抗α・Ω剤→αとΩは無料もしくは低価格化。
   βの希望者には年12個まで支給(1発情期につき3個×年4回分?)

…ざっと上げただけでも、このぐらいは最低限整備すべきだろう。


「恐らく、こうした法整備に携わる仕事に就くのは、αが多くなる…
   αの保護規定は、放っておいてもどんどんできるだろうね。」
「それに、民主主義なら、大多数のβの意見は無視できないから、
   βが納得しないような規定は、作れないよね。」
「とすると、いかにΩを保護していくかがポイントとなります。」

人類を上げて、Ωを大事にしていく流れを作るには、
やはり『Ωがいないと人類が成り立たない』という設定を、
オメガバースの創作に盛り込む必要があるだろう。

「例えば…αはつがいのΩにゾッコン♪とか?
   それなら、αは愛するΩのために、どんどん保護法を作るよね~」
「αの保護欲…母性本能は、第一にΩに対して発動する、とか。
   プロラクチンの有効利用法…ここに発見です!」
「学校の性教育で、β全員に抗α・Ω剤を投与し、
  『どれだけ発情期が大変(で、実に素晴らしい)かを教え込む、とか。」
「成程…それで年12個の支給か。βも擬似的に発情期を、だね。」

こうした保護をΩが受けるためには、『自分がΩである』という証明…
『Ω登録(通称・レッドリスト)』を受けなければならない。
だが、これを登録申請するかどうかも…Ωの自由だ。

「保護を受けるも良し。そうした管理を嫌い、敢えて受けないのも自由だ。」
結婚だって、婚姻届を出さずに事実婚を選ぶ自由があるのだ。
つがい契約を届け出ず、Ω控除を受けないという手もある。

「そもそも、結婚するのも、つがいを作るのも…自由ですよね。」
「同時に、離婚するのも、つがい契約を解除するのも…自由だ。」
特に『つがい』は、本能に基づく非常に強固な結合であるため、
それに抗うための対策も必要であるし、
もし相手と合わなかった(合わなくなった)場合には、
つがいを引き離す社会的システム(駆け込み寺的なもの)も必要だろう。

「『オメガバース』の世界でも、黒尾さんの仕事はなくなりませんね。」
「『自由』が多い分、離婚も爆発的に増えるんだろうな。参っちまう。」
「俺の専門…相続は、逆にシンプルになるかも?」
「税務関係は、更に複雑になりそうで…ゲンナリだけど。」
「俺は絶対、君らみたいな法律関係の仕事には就かない自由を選択する。」

『大切なことは何か』『守るべきものは何か』という『目的』に沿って、
様々なルール…『世界のカタチ』を決め、
それに必要な『設定』を、『オメガバース創作』に組み込んでいく…
非常に知的で、心躍る創作活動に、5人はわくわくが止まらなかった。
こういう法律はどう?あの設定は使える?…と、ネタが次々と湧いてくる。


「もっと色々語りてぇのは山々なんだが、そろそろシメとくか!」
今までの考察を踏まえて、『オメガバースの世界』で自分がどうありたいか…
個人的な希望を、最後に教えてくれないか?

黒尾の問いに、山口・月島・赤葦の3人は、数秒だけ悩み…即断した。

「俺は、ツッキーと一緒に平穏な日々を過ごせれば、それで大満足です!
   強いて言うなら、βでも俺にゾッコン♪なツッキーでお願いします!」
「そんなの、『大前提』でしょ。僕は…『恐竜博士』になりたいです。
   せっかくの自由な『創作』なんだから、夢を叶えて下さいよ。」
「おや、それなら俺は…面倒臭くない上司の下で、自由な参謀に。
   責任は全部上司で、俺は好き放題…本能の趣くままに生きたいです。」

最後に研磨…お前はどうしたい?
黒尾が尋ねると、研磨は思いもよらなかった答えを返した。

「じゃあ俺は…Ωになりたい。」


「マジかよっ!?『絶対Ωだけは御免だね。』って言うと思ってたぞ!」
「法的保護とか、管理とか…研磨先生は絶対嫌がりますよね?」
「それ以上に、自分の思い通りにならない発情なんて…耐えられないのでは?」
「何故師匠がΩを選択するのか…その理由が全くわかりません。」

口々に「何で!?」と捲し立てる4人に、研磨は大げさにため息をついた。
そして、久々に例のセリフを呟いた。

「皆…全然わかってない。」

この世界で、断然オイシイのは、Ωじゃん。
黙ってても『上玉』が向こうからやって来る…選り取り見取りだし。
できるだけ『つがい』にならないように、ギリギリまで引っ張っるよ。
勿論、極力子どもなんて作らずに、『発情期』を堂々と楽しみまくる…

「俺の本職は『ハンター』…この世界で『最強』の称号を頂くから。」

あぁ、そうだ…すっかり忘れていた。
これは、『HQ!乙女ゲーム』製作を『目的』とした、オメガバース研究だった。
研磨先生は、自他ともに認める『HQ!界のラスボス』…
当然、『オメガバース』のルートでも、『最強』の座をご所望なのだ。

「最強ハンター・Ω研磨先生伝説…ぜひこれで宜しく。」


というわけで、クロ…皆の『可愛い夢』を踏まえて、
シメの『ミニシアター』を、ビシっとキめなよ。

指名を受けた黒尾は、「無茶を言うなよ…」と苦笑い。
そして、いつものように目を閉じて、物語を紡いだ。


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<超未来酒屋談義・その3>


20万年前の地磁気逆転と、宇宙放射線の増加。
それによって、地球の環境は激変した。
地殻変動の活発化に伴う高温化と、大幅な海進(海水面上昇)。
酸素濃度低下と、それに反比例する二酸化炭素濃度上昇…

狭くなった地表には、温暖な気候と豊富な二酸化炭素の恩恵を受け、
植物達がまず大繁殖…どんどん巨大化していった。
植物の増加で、徐々に酸素濃度が上がって来ると、
豊潤な大地に育まれた生物達の数も増え、同じく巨大化していった。

そんな中、我々ホモ・オメガバースの祖先は、地中や洞窟等で、
細々と暮らし、何とか絶滅を免れていた。
ほんの少しずつ技術革新を続け、人々が暮らせる区域を広げてきた。

そして20万年後。
現在の地球は、巨大な植物と動物が大繁栄し、
かつての中生代によく似た環境に落ち着いている。
中生代のものとは少し形質が違うが、収斂進化の末…
『恐竜』達が悠々と暮す惑星になっていた。

その隅っこに隠れるように、人々が集住するコロニーが点在し、
コロニーの中で、ホモ・オメガバースは高度な文明を築いていた。


なぜ技術力で恐竜達を駆逐しないのか?
その答えは、至って簡単。コロニー外は、未だ人が住める環境ではないからだ。
そもそも、外に出られるのは、ごく一部の限られた人間のみ…
宇宙放射線や濃密な大気、そして高温に耐え得るのは、αとΩのみなのだ。
そして、コロニーを取り囲む恐竜達から、唯一攻撃されないのは、Ωだけ…
Ωの持つ特殊フェロモンが、恐竜達を懐かせるようなのだ。

人々はこのΩフェロモンをコロニーの外殻に利用することで、
何とかこの地球上で生き延びている…
Ωが存在していないと、人類はあっという間に滅亡してしまうのだ。

人々の暮らしを拡充するためには、『外』に出られるαとΩ、
とりわけ特殊フェロモンを持つΩを、大事に守っていかなければならない。
絶対に、αとΩの血を、絶やしてはならないのだ。


「おい、研磨はまだ来てねぇのか?」
「今、山口君が迎えに行ってます。」
「僕達は、車で待ってましょう。」

ここは、コロニーの一番端にある…黒尾法務事務所。
主たる業務は、離婚と相続だが、最近は再開発事業にも携わっている。

「ったく、自由にも程があんだろ。」
「そこが師匠の師匠たる所以です。」
「幼い頃の、『兄貴分』の躾が不十分だったのでは?」

所長の黒尾は、離婚を専門とするサムライ。
その黒尾を公私ともにサポートするのが、赤葦。
黒尾と赤葦は、それぞれαΩ…『つがい』である。

元々は法務をメインにしていたのだが、
二人が『外出可能』なαとΩで、しかも赤葦は建築専門…
人類の居住地域拡大と、再開発の担い手として、重宝されているのだ。

「今回の任務も、明光さんの無茶振りなのか?」
「新たな水源地確保のための、事前調査です。」
「未確認の水生恐竜…実に楽しみです♪防護服も準備完了です。」

月島もこの事務所に所属するメンバーだが、普段はのんびり経理担当。
こうした任務の際には外出に同行し、本職たる『恐竜博士』の仕事を熟す。
建築・土木的な調査には、Ωの赤葦が専任するため、
βである月島の生物学的調査には、別のΩを随行させなければならない。
そのため、『ハンター』が本職のΩ研磨を、時折呼び寄せるのだ。


「お待たせしました!研磨先生をお連れしました!」
「朝7時集合とか…馬鹿じゃないの。釣りでもする気?」
「釣りなら3時集合だったな。」

ようやく到着した研磨は、大あくびしながら最後列に寝そべった。
現地に着く前に起こしてしまえば、機嫌が直る前に日が暮れる。
山口は研磨の体に毛布を掛け、カーテンを閉めて隔離した。

「今日も俺は…研磨先生の方でいいんですよね?」
「あぁ。こっちは二人で十分だから…そっちを頼む。」
「やったぁ~♪ツッキーと一緒だね!」
「山口…ウルサイよ。先生が起きちゃう。」

ごめんツッキー!と、山口は小声で謝罪…満面の笑みだ。
山口の本職は、相続専門のサムライ…法務担当者だ。
だが、研磨が同行する際には、『一番弟子』として働く。
自由気ままな研磨と、恐竜研究に没頭する月島を、
上手くサポートできるのは…バランス感覚に優れた、βの山口だけだ。

『ツッキーと一緒にお外♪』…山口は純粋に、これが嬉しくて仕方ないが、
それ以上に、『ハンターの研磨先生とツッキーの二人きり』という、
恐竜より遥かにデンジャラスな状況を回避するという、重要任務があった。
(これは100%、業務外任務である。)


「それじゃあ、そろそろ出発するか!」
「この任務が終わったら、当事務所は一週間の『発情休暇』です。」

やったぁ!と、声と音を出さずにハイタッチする、月島と山口。
後部座席の二人の笑顔を、ルームミラーで確認した黒尾は、
助手席の赤葦にチラリと視線を送り、柔らかく微笑み合った。


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「本当に…今と全然、変わりませんね~」
「ビックリするぐらい、大差無い世界だね。」
「今まで散々頑張った、『じっくり考察』は…」
「色んな意味で…『超贅沢』だったかもね。」

呆れた声を上げながらも、5人全員の表情は明るく、
表情以上に明るい音を立てて、ハイタッチした。



- ⑩へGO! -



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<研磨先生(の、俺も弟子かよ?な、黒尾)メモ>

※世界の創世記に登場する神々には、ある共通した特徴がある。
   男女二神もしくは…『雌雄同体』だ。
※天地開闢…日本の国土を造った造化の三神は『性別無し』で、
   天照大神や素戔嗚尊も、男装(女装)する神とも言われている。
   神々の世界は、オメガバースの世界に似ているのかもしれない。
※自由と責任のバランスを取るものが、『保険』というシステム。
   これがないと、恐ろしくて車なんて運転できやしない。
※現行法では、非嫡出子の相続分は、嫡出子の半分しか認められない。
※もしかすると、スポーツは『競技』が成立しなくなるかもしれない。
   やるならば、細分化された階級制か、無差別級になるだろう。


2017/05/09    (2017/05/07分 MEMO小咄より移設)

 

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